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~敬神党義挙百三十年領袖和歌~

よは寒くなりまさるなり唐衣うつに心のいそがるるかな
限りなき恵みにおのが百年の齢を捨てて君に報いむ
おきて祈り伏してぞ祈る一筋は神ぞ知るらむ我国のため
                       太田黒伴雄
國の為心赤間の関路までおちし昔は忘れ果てしや
國をめで神敬といふ人の神にそむきてなど國をうる
なげきても尚余りあり日本の光り輝くつるぎすてしは
                       加屋霽堅
あだをはらふ御いつを神に祈るにぞ太刀を御前にいはいつるかな
守正の太刀たてまつり祈るなりあだをはらふは神のまにまに
ほととぎす鳴くやさつきのさ蠅なすはへ仰がむと思ひかけけきや 
                       上野堅吾
夷等をはらひてこそは訪ひも見め梅は野山に咲き匂ふとも
                       斎藤求三郎
呉竹の世の妖物をけころさむわがなき魂は天かけりつつ
七度も八度もおなじ大丈夫に生返りつつ世を守りなむ
                       富永守国
千早振神もあはれとおぼすらむ國の為にとつくす心を
かずならぬ身も大君のためなればいづこの涯の露と消ゆとも
                       石原運四郎
この春も何か祈らむ久方のあまつ日嗣のみよの榮えを
あふぎみる君がみかげの光こそ萬代までの鏡なりけれ
                       阿部景器
かくばかり穢れ果てたる世の中になに何永らへて身を盡せとや
                       福岡慶彦
あだ浪のいかに寄すとも巌なす皇御國の動くものかは
                       小林恒太郎

紹介した歌は烈士遺作の一部である。
その中でも特に当夜彼等の志を表すものであろう和歌を領袖のもののみ選んで記載した。
  「おのが百年の齢を捨てて君に報いむ」
  「なげきても尚余りあり日本の光り輝くつるぎすてしは」
  「七度も八度もおなじ大丈夫に生返りつつ世を守りなむ」
  「大君のためなればいづこの涯の露と消ゆとも」
個人として真情を察する所を特に抜粋してみた。
烈士らがその命全てを賭けてでも取り戻したかったものは、何であろうか。現代風に言うならば失われつつある「日本人らしさ」だろうか。本日は敬神党の人々が義挙より百三十年目となる。
遺作を通し、何か一つでも学ぶ所があれば幸いである。


参考:神風連烈士遺文集より
記載:しげはる

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