記事一覧

※移転作業のお知らせ(重要)※

10月1日より現在使用中のインターネット環境を変える為、作品及びブログ、ホームページ更新をお休みさせていただきます。
恐らく、10月初旬には何とか復帰できると思いますが、環境整備の状況次第で予定より復帰が遅れるか早まるか未だ不明の状態です。
ただ、訪問いただき閲覧するには全く支障はございませんので、どうぞ皆様には変わりなくご利用いただきますようお願い致します。
変更は下記の通りです。

◆別館「蛤NET」URL閉鎖
蛤NETはプロバイダサービス終了により、再開まで閲覧が出来なくなります。→小説のみ、一部閲覧可能(以下URLにて)
http://ncode.syosetu.com/n6595c/
◆神風連偲奉会
ブログ内の諸作品は作業終了後に掲載再開します。
◆サイト全般
閲覧及び、ゲーム参加型コンテンツは通常通り使えます。


以上です。
復帰した折にはまた、宜しくお願い致します。
※ブログ等への広告宣伝等の監視管理は引き続き行いますので、安心してご利用ください。


www.神風連.com
神風連偲奉会、蛤NET
管理人・しげはる

第16話

鎮台軍は次第に士気を取り戻し、抱える近代兵器を惜しみなく使い敬神党の一隊を追い詰めて行く。
副将加屋が斃れて後、太田黒が健在であっても彼等の士気は鎮軍に反して悉く落ちていった。

「ええい!怯むな!我等は神兵ぞ!!誰ぞ斃れてもその屍を超えて切り崩せ!」

河上彦斎に始まり、今また加屋霽堅という、古くから交わり育った同胞の死は首領たる太田黒にとって余りに衝撃であり許しがたいものであった。
彼は日頃穏和な人物であるが、この時ばかりは眦上げて怒り、自ら剣を掲げ先陣に躍り出る程の気迫と勢いだった。

その気炎に誘われてか、敬神党の士気そのものは衰えても、隊士らの攻め手は一向に止むを知らぬず、斃れても斃れても我武者羅に攻め寄せた。
鎮台軍の兵士達はその鬼神さながらの攻めに、恐れを抱きながらも頼りの小銃を握り締め、只管引き金を引き続けるのである。


―ドンッ・・・ドンッ・・


数発の銃声がひときわ大きく聞こえる。
その直後にどっと何かが崩れる音が響いた。
辺りは銃声と怒声の入り混じった、激しい戦場であるにも関わらず何か時間が止まった様なそんな錯覚に見舞われた。

「太田黒先生!」

「新開!」

「先生!!」

駆け寄る足音がバタバタと聞こえる。
銃声は未だ止まず。
斃れる音と、銃声と、人々のざわめく声と、様々な音が入り混じるこの場所で、悲痛な声が木霊した。
馬が声の間をすり抜けて走り去っていくが、果たして何ぞあったろうか。
隊士のみならず、鎮台兵らも訝り馬の行方に目をやった後、その出先を覗く。


誰かやられたか―・・・


隊士達は、馬に乗った誰かがやられたと察した。
しかし、あの聞こえてきた悲痛な声は自身らの敗北を意味するものだとも察していた。

「太田黒先生がやられた!皆一時撤退せよ!!」

歩兵営を指揮する部隊の長、富永守国の声である。
どうやら、予感は的中し首領・太田黒が被弾したらしい。
泣き叫びに近い仲間の声と、富永の撤退命令。


―敬神党隊士らにとって、死を覚悟の長い日が始まった・・・

自民党総裁選

自民党総裁選、福田康夫氏が選ばれました。
安倍内閣で出た国民の不信感と与野党逆転劇となった国会をどう運営していくのか、関心高い所であります。

>安倍晋三首相が実現できなかった海上自衛隊のインド洋での給油活動の継続や、7月の参院選惨敗の要因とされる都市と地方の格差の是正などだ。参院の与野党逆転という「ねじれ国会」に臨む福田氏の前には、内政・外交課題が山積している。
 テロ対策特別措置法に基づく給油活動は、11月1日に期限切れを迎える。民主野党の反対から海自はいったん撤収せざるを得ないとの見方が強まっている。今後は、参院で否決された場合に衆院での再議決に踏み切るかどうかなどが焦点となる。(時事通信) 

この特措法ですが、米からの期待という圧力が掛かっている、法の延長は、参院の第一党となった民主野党の反対で「誰が首相になっても難しい」という意見がすっかり広まっているとの事。
国連謝意決議といい、日本のイラク派兵なぞ褒めちぎって再び同胞を引きずり出そうという欧米を中心とした工作は何と言いますか、ありきたりなやり口だと情けなく思います。
露はわざわざ恩着せがましい台詞を国連決議で持ち出した事に非難し欠席。謝意を述べられた日本としてもこれはちと滑稽なと感じるのではないでしょうか?
果たして日本にある幾名の人々が首かしげ、笑ったでしょうね。
誰の為にする事か、イラクにとってプラスになっているのか。
治安も未だ不安定な現状を見ると、この特措法の必要性に疑問持たずにはいられぬではないでしょうか?
我々日本国民にはじっくり自国日本を見つめる必要がある様です。

しげはる

神風連烈士和歌⑮

青少年の自殺、いじめなど悲憤耐えぬ事件が起こる昨今。
日本人の精神そのものが未熟になってきているのではと、先を危惧するばかりである。
少数、ごく一部に過ぎぬことかもしれませんが、それにしても余りに凄惨な末路を辿る人々を知れば、どうしても憤り嘆かずにはいられぬものだ。
神風連烈士の生きた時も日本で内紛や大きな混乱が見られた時代だったのだが、少なからず今も昔も憂い必死に生きようとする人間があることを改めて思い出し、精一杯努め生きる事を一人一人考え進みたいものと思って止まぬのである。
↓以下、憂いの和歌を選んで紹介↓


嘆きても尚余りあり日本の光輝く剣すてしは
                加屋霽堅(神風連)
やまとなる花の盛りも今ははや霞隠れになるぞ悲しき
                小篠一三(高麗蓮)
今更に言の葉もなし秋の野の露と我が身は消えなむものを
                高田健次郎(高麗蓮)


※高麗蓮・・・神風連とはまた違う団体。どちらかというと上士階級の人々が集っているが、挙兵に際しては志同じくし最期まで共に行動する同志である。


しげはる

宜しくお願いします

早いもので、9月も半ばになりました。
今月半ばまでに、入会された同志の紹介をば。

<新規参入された方々>
北海道・・・ゆう殿
中四国・・・伊豫神楽殿、桂つばさ殿

今回より入会された方のお名前紹介をさせていただきます。
既に参加されている先輩の方々、どうぞ宜しくお願いいたします。

管理人

お知らせ

9月末を以って、蛤NETの移転及び接続作業の為更新が通常より遅れてしまいます。環境が整い次第再開いたしますので、ご迷惑をおかけしますが宜しくお願いいたします。
※管理人が更新をお休みするだけですので、普段通り閲覧等お楽しみいただけます。

尚、蛤NETでの作品「久坂玄瑞伝」を以下のサイトにて一旦掲載する事にいたしましたので合わせて宜しくお願いいたします。

>こちらより入れます
http://ncode.syosetu.com/n6595c/

偲奉士議論№7

久しぶりです。
偲奉士議論百三十年期のものになりますが、「憲法改正」の議論その2を公開いたします。
ちと、改修した部分もありますが・・・ほぼそのままに、ピックアップした議論が掲載されておりますので、今日米関係が騒がれる中、是非とも今後日本のあるべき方向性を考える一つの判断材料になればと思っております。
実に昨年は時事問題の議論が盛り上がりました。
真に国を憂う人々の集い、ご参集いただいた方に改めて御礼申し上げます。

では、こちらよりどうぞ。
http://www.shinpuren.com/cgi-bin/protect/shinpuron130-6.htm


しげはる

加屋翁奏上文

禁刀の令を布きたまえるに付き奏儀

微賤臣霽堅、誠恐れながら昧死覚悟を以って元老院諸侯閣下に上る。本年三月太政官第三十八号を以って大禮服軍人警察官吏等
慣習など規則にある服着用を除く以外、帯刀禁止の令を布きたまえるに付いて・・・・

世に言う、廃刀奏議書の冒頭のみを書き出してみた。
これからかなりの長文であるが、じっくり考えながら最終的には全文紹介し、その意味を考えて参りたく思うものである。

加屋榮太(霽堅)は、この書を以って諫言し腹を切る覚悟だった。
挙兵に当初反対を示していたのも、この建白書を元老院へ持してあくまで武人の生き様を貫かんとした精神故かと思われる。
長年に渡り日本人が守って来た伝統や武士の矜持を如何に貫き守り通すか。この書から日本史の転換期明治という時期に彼等がどういった思いで生きていたのかを知る重要な資料と考えしっかり理解できるよう学ばねばならぬところである。

しげはる